◇雑踏事故 管轄の警察署長・消防署長・区長を過失致死容疑で立件 

 156人が亡くなったソウルの竜山区梨泰院での雑踏事故を捜査している警察庁の特別捜査本部は、李林宰(イ・イムジェ)前竜山警察署長や朴熙英(パク・ヒヨン)竜山区長、チェ・ソンボム竜山消防署長を業務上過失致死傷などの疑いで立件したと明らかにした。事故当日の先月29日にソウル警察庁の状況管理官を務めた柳美眞(リュ・ミジン)総警も同様の疑いで立件した。また、竜山警察署情報課の課長と係長については、事故の懸念を提起していた報告書を事故後に削除した容疑(職権乱用、証拠隠滅)も追加された。

◇行政安全相 雑踏事故当日「警察から正式な報告受けていない」

 李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官は国会の予算決算特別委員会で、梨泰院で雑踏事故が発生した先月29日に警察から事故について正式な報告を受けていなかったと明らかにした。李氏は「事故の後、長官の最初の発言が国民感情とかけ離れていた」との鄭点植(チョン・ジョムシク)議員(与党「国民の力」)の指摘に対し、自らの発言を釈明する中でこのように述べた。李氏は事故翌日の先月30日、「(事故現場に)特別に憂慮するほど多くの人が集まったわけではない」「警察と消防の対応で防げた問題ではなかった」などと発言して物議を醸した。

◇尹大統領 今週にも公邸から出勤か

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が今週にもソウル市内の竜山区漢南洞に設けられた公邸から大統領室に出勤するとみられる。大統領室関係者は聯合ニュースの取材に対し「公邸への引っ越しが最終段階にある」とし、「具体的に明らかにできないが、(尹大統領が)近く公邸から出勤する可能性が高い」と述べた。大統領室は、尹大統領の5月の就任後、外交部長官の公邸を大統領の公邸に改築する工事を行ってきた。従来の青瓦台(大統領府)を一般開放し、大統領執務室を青瓦台から同区の国防部庁舎に移転したことを受け、執務室近くに公邸を設けた。改築工事は7月中旬ごろに終わったが、警護やセキュリティー施設を補強するための措置が取られ、入居が遅れた。

◇北朝鮮核実験 韓国統一相「差し迫った兆候ないがいつでも可能」

 権寧世(クォン・ヨンセ)統一部長官は国会外交統一委員会で、北朝鮮の7回目の核実験について、「いつでも可能な状況だが、差し迫ったときに見られる具体的な兆候はない」と答弁した。そのうえで、「(核実験を)行う場合は徹底的な対応措置を取るよう準備する」として、「北と直接的な対話が行われていないため対話を通じてではないが、別の方法でも核実験を行わないよう圧力をかけ説得する努力を続ける」と強調した。