【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが11日発表した調査結果によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前週から1ポイント上がり30%となった。不支持率は1ポイント下落の62%だった。

 尹大統領の支持率は10月最終週に30%と6週ぶりに30%台を回復。翌週は29%に下がったが、今週は再び30%になった。

 韓国ギャラップは「ここ3週間、尹大統領と与党の支持率は表面的にさほど変化はないが、先週から支持・不支持の理由の両方に梨泰院惨事が挙がっており、言及も多い」と説明した。10月29日にソウル・梨泰院で発生した雑踏事故では156人が死亡した。

 尹大統領を支持しない理由は「経験と資質の不足・無能」(14%)、「梨泰院惨事・事件対処が不十分」(11%)、「全般的にうまくできていない」(9%)などの順だった。支持する理由には「全般的によくやっている」(11%)、「国防・安全保障」「梨泰院事故の収拾」「熱心にやっている・最善を尽くしている」(それぞれ7%)などが挙がった。

 政党支持率は革新系最大野党「共に民主党」が34%、保守系与党「国民の力」が32%で、いずれも前週から変動なし。革新系野党「正義党」は5%だった。

 雑踏事故での政府の対応に関しては「適切だ」とする意見が20%、「適切でない」が70%だった。事故の第一義的な責任を尋ねると、「大統領・政府」が20%で最も多く、「警察・指揮組織・庁長(トップ)」(17%)、「本人・当事者・その場に出掛けた人たち」(14%)と続いた。

 調査は8〜10日、全国の成人1006人を対象に実施された。