【プノンペン聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は11日、カンボジア・プノンペンで開催された韓国・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に出席し、自由・平和・繁栄を3大ビジョンとする「韓国版インド太平洋戦略」を宣言した。

 尹大統領は「普遍的価値に基づいた規則を基盤とする国際秩序」の原則を提示し、これによって紛争や武力衝突を防止し、対話を通じた平和的解決の原則が守られるよう積極的に努力すると述べた。核不拡散、対テロ、海洋・サイバー・保健安全保障分野で各国との協力を強化する方針も表明した。

 また、供給網(サプライチェーン)の回復力を高めて経済安保を強化し、共同繁栄を達成すると強調。気候変動、デジタル格差、保健分野でも積極的に寄与する意志を示した。

 自らが推進するインド太平洋戦略は開放的で包容的な協力を目標とするASEANの方針と多くの部分で一致するとして、「ASEANは韓国のインド太平洋戦略を推進する上で最も重要な協力パートナーだ」と力説した。

 尹大統領はインド太平洋戦略の中核となる「韓・ASEAN連帯構想」も提示した。さらに、持続可能な関係発展に向け、2024年に韓国とASEANの関係を「包括的戦略的パートナー関係」に格上げすることを提案した。