サウジ実権握る皇太子が3年半ぶり訪韓 尹大統領や財界要人と会談へ
空港に到着する際の様子はメディアに公開されず、厳重な警備の中で宿泊先のソウル市内のホテルに移動した。ホテルの入り口は布のようなもので覆われており、ムハンマド皇太子の姿は確認できなかった。
大統領室によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領はこの日、ムハンマド皇太子と会談するほか、昼食を共にする。
会談では、巨額が投じられるサウジの巨大都市開発プロジェクト「NEOM(ネオム)」のほか原子力発電所、防衛産業などの分野でも両国間の協力が協議される見通しだ。
ムハンマド皇太子はまた、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長(大韓商工会議所会頭)、現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長、ハンファグループの金東官(キム・ドングァン)ハンファソリューション副会長など、主要企業グループの総帥と会談するとされる。