【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は17日、北朝鮮が同日午前10時48分ごろ、東部の江原道元山付近から朝鮮半島東の東海に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射したと発表した。軍当局はミサイルの速度や飛行距離、高度などを分析している。北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのは9日以来8日ぶりとなる。

 北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相は同日に談話を発表し、「米国が同盟国に対する『拡大抑止力の提供強化』に執着するほど、朝鮮半島と地域で挑発的かつ虚勢的な軍事活動を強化するほど、われわれの軍事的対応はさらに猛烈になる」と主張。韓米日の3カ国が首脳会談で、北朝鮮の軍事的措置を「挑発」と断定し、拡大抑止力の提供強化などに言及したことに対し「厳重な警告の立場を表明する」と述べていた。

 韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と米国のバイデン大統領、日本の岸田文雄首相は13日にカンボジア・プノンペンで開いた首脳会談で、北朝鮮に対する拡大抑止を強化するための協力などを盛り込んだ共同声明を採択した。3カ国は北朝鮮のミサイル情報をリアルタイムで共有する意向を表明し、尹大統領とバイデン大統領は個別会談で北朝鮮の挑発に懸念を示した。この日の北朝鮮の弾道ミサイル発射は韓米・韓米日の連携をけん制する狙いがあるとみられる。