【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は18日、東南アジア歴訪に際し偏向報道が繰り返されているとして大統領室がMBCテレビ記者の大統領専用機搭乗を拒否したことについて、「わが国の安保の中心軸である(韓米)同盟関係を、事実と異なる偽ニュースで引き裂こうと非常に悪意のある行動を見せたため」との立場を示した。

 尹大統領はこの日、出勤時のぶら下がり取材で「MBCに対する専用機搭乗拒否は偏ったメディア観によるものではないか」との質問に対し、「自由に批判してほしい。メディアや国民の批判を常に心を開いて受け入れる」としてこのように述べた。その上で、大統領が憲法を守る責任の一環として取ったやむを得ない措置だったと強調した。

 尹大統領は続けて「言論の自由も重要だが、メディアの責任は民主主義を支える柱という面で非常に重要だ」としながら「国民の安全保障に関連する場合、その重要性は言うまでもない」と述べた。

 MBCなどは尹大統領が9月に米ニューヨークを訪問した際、「国会でこの野郎どもが承認してあげなければ、バイデンは赤っ恥だ」と発言したと報じたが、大統領室は「バイデン」ではなく発音が似た別の言葉を話しただけで、「国会」は米議会ではなく韓国議会を指した言及だと釈明していた。

 一方、尹大統領は東南アジア歴訪中の13日(現地時間)、カンボジアからインドネシアに向かう専用機内で特定のメディア2社の記者を呼び、約1時間にわたり対話したことは不適切ではないかとの質問に対しては、「個人的なこと」であり、取材に応じたのではないと説明した。