韓国最大野党 行政安全相の解任案を国会提出へ=雑踏事故の責任巡り
同党の朴洪根(パク・ホングン)院内代表が記者会見で発表した。李在明(イ・ジェミョン)代表主宰の戦略会議で決定したという。
同党は29日の議員総会で解任決議案提出決定の報告をし、実務手続きを経て30日に解任案を提出する予定だ。
閣僚の解任決議案は本会議に提出されてから24時間以降、72時間以内に採決しなければならない。無記名投票で行われ、同期間内に採決しなければ廃案となる。
共に民主党は来月2日に予定された本会議での可決を目指す。閣僚の解任決議案は在籍議員の過半数(150人)が賛成すれば可決され、同党は国会で169議席を握っており、単独で可決できる。
これに先立ち、朴氏は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に対し、この日までに李氏の罷免を決めるよう要求し、「措置がなされない場合、国会レベルでの決断を下す」と最後通告をしていた。