【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は1日、11月の輸出額は前年同月比14.0%減の519億1000万ドル(約7兆1330億円)だったと発表した。輸出の減少は2カ月連続。前月は5.7%減となり、2年ぶりにマイナスに転じていた。

 同部は輸出の減少について、ロシアとウクライナの戦争長期化、主要国の金融引き締めによる世界景気の減速、韓国での物流ストライキなどが複合的に影響したと説明。昨年11月の輸出が前年同月比31.9%増加し、同月として過去最高だったことによる反動減もあるとした。

 一方、今年1〜11月の輸出額は前年同期比7.8%増の6291億ドルだった。11月までで6000億ドルを超えたのは初めて。

 11月の輸入額は前年同月比2.7%増の589億3000万ドル。原油やガスなどエネルギーの輸入額が155億ドルで、前年より33億ドル増加した。

 輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は70億1000万ドルの赤字だった。

 貿易収支は4月から8カ月連続で赤字となっている。8カ月以上赤字が続くのは約25年ぶり。11月の赤字額は前月(67億ドル)よりも拡大した。

 産業通商資源部は、輸出の伸びの鈍化と貿易赤字は製造業が強い輸出大国に共通してみられる現象だと説明している。