◇サムスンの22年営業益が16%減 10〜12月期に69%減

 サムスン電子が6日発表した2022年通期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は43兆3700億ウォン(約4兆5400億円)で前年比16.0%減少した。売上高は301兆7700億ウォンで7.9%増加した。22年10〜12月期の営業利益が前年同期比69%減の4兆3000億ウォンと、市場予想を3割ほど下回った。売上高は70兆ウォンだった。

◇北朝鮮の無人機探知 米「情報能力整えている」

 米国防総省のライダー報道官は5日(現地時間)の記者会見で、北朝鮮の無人機が軍事境界線を越えて韓国に侵入した問題について、「北朝鮮の脅威はもちろん、域内の安定と安全保障のため、韓国や日本、域内のパートナーと緊密に協力することを明確にしてきた」として、「韓国政府と引き続き緊密に調整していく」と述べた。当時、米国が北朝鮮の無人機を探知していたかどうかに関しては、「具体的な情報は公表できない」としながらも、「域内全体に対する情報能力を整えている」と述べた。

◇金与正氏は「北のナンバー2」 正恩氏急死なら後継者か

 米シンクタンク、ウィルソンセンターのアジア局長のスミ・テリー氏は5日(現地時間)、米シンクタンクの戦略国際問題研究所が開催したウェブセミナーで、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)に「何かが起こったとしても混乱や体制崩壊があるとは思わない」として、その場合は妹の金与正(キム・ヨジョン)党副部長に権力移譲される可能性が高いとの見通しを示した。また、与正氏は少なくとも2014年から実権を行使するナンバー2だとして、正恩氏が急死した場合は論理的に見て後継者になる可能性が最も高いと説明した。

◇昼から全国で雨 首都圏などでPM濃度上昇

 6日の天気は全国的に曇りで、昼から雨が降ると予想される。南部の済州島から降り始めた雨は、午後遅くには全国のほとんどの地域に広がりそうだ。最高気温は3〜11度の予報となっている。PM(粒子状物質)の濃度は首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)、江原道西部、忠清道、全羅道、慶尚道、済州島で「悪い(高い)」、江原道東部で「普通」レベルとなる見通し。忠清北道、光州市、全羅北道、慶尚道では午前中から一時的に「非常に悪い」レベルに上昇すると予想される。

◇新規コロナ感染者5万6954人 前週比約8千人減

 中央防疫対策本部は、6日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から5万6954人増えたと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日に比べ約8000人減少した。