【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが16日に発表した調査結果によると、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の支持率は前週より1．6ポイント下落した39．3%となり、5週ぶりに40%を割り込んだ。不支持率は2．5ポイント上昇の58．4%だった。

　同社の調査で尹大統領の支持率は12月第3週に41．1%と6月以降初めて4割を超えてから、4週連続で40%台を維持していた。

　同社の関係者は「米国の核資産運用に韓国も参加」などといった北朝鮮問題に関する尹大統領の強硬な発言、低出産高齢化社会委員会の副委員長だった羅卿ウォン（ナ・ギョンウォン）前国会議員の辞意を巡ると羅氏と大統領室の一連の対立が支持率下落につながったと分析した。

　政党支持率は保守系与党「国民の力」が前週比0．1ポイント上昇の40．5%、革新系最大野党「共に民主党」が1．8ポイント上昇の45．7%で、両党の差は5．2ポイントに広がった。革新系野党「正義党」は3．2%だった。

　調査は9〜13日、全国の18歳以上の2508人を対象に実施された。