【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は21日午前、8日間のアラブ首長国連邦(UAE)とスイスの訪問を終え、ソウル南方の京畿道・城南のソウル空港(軍用空港)に到着した。

 尹大統領は今年最初の外遊で「経済外交」に力を入れた。14〜17日に国交を樹立してから韓国大統領としては初めてUAEを国賓として訪問し、300億ドル(約3兆8500億円)の投資を誘致したほか、48件の了解覚書(MOU)を締結した。

 スイスでもトップセールスに注力。世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)に韓国大統領としては9年ぶりに出席した。世界の主要企業の最高経営責任者(CEO)らと接触し、韓国への投資を要請した。

 ただ、帰国途中、専用機の機内で記者会見は行わなかった。