ミュンヘン安保会議に林氏出席なら「自然に会う」 韓国外相
同安全保障会議には両氏とも出席する可能性が高い。ミュンヘンで韓日外相会談が行われる場合、徴用問題の解決策を巡る議論で重要な分岐点になるとみられる。両国の外交当局は韓国側が求めている日本の「誠意ある呼応」を巡り、争点を解決するため実務者の局長級だけでなく、高官級の協議も並行することにしている。
朴氏は「これまで日本とは真摯(しんし)に協議を続けてきた」として、「強制徴用被害者を含む関係者の意見を聞き、その内容を日本側にありのまま伝え、日本側の誠意ある呼応を求めてきた」と強調。「最後まで真摯かつ継続的な協議を続け、合理的な解決策を導き出したい」と述べた。
3月中の韓日首脳会談の可能性に関しては、「まだ決まったことはない」としながら、「過去を直視しつつ未来志向のパートナーシップを構築するため、最後まで真摯に対話していく」と述べるにとどめた。
韓国外交部は外相だけでなく、次官級でも徴用問題を巡る協議を行う案を検討しているようだ。同部の趙賢東(チョ・ヒョンドン)第1次官と日本の森健良外務次官が出席する韓米日次官級協議が近く開催される可能性がある。通常、韓米日次官級協議が開かれれば韓日の2国間協議も行われる。