アフリカ向けODA 30年まで1千億円超に拡大へ=韓国政府
韓悳洙(ハン・ドクス)首相はこの日、政府ソウル庁舎で国際開発協力委員会を開き、今年の政府ODA事業の総規模を前年比21.3%増の4兆7771億ウォンで確定した。
韓国は今年、92カ国・地域の56の国際機関で事業を推進する。アジア(38.5%)とアフリカ(19.4%)に最も多くの支援を行う予定だ。
分野別では交通(13.1%)、保健(12.9%)、人道支援(11.0%)の順となっている。
紛争、気候変動、感染症、食糧など世界的危機への対応を強化するため、人道支援の金額を昨年の3163億ウォンから4036億ウォンに27.6%増やした。
韓首相は、今年のODAの年間増加額は過去最大、増加率は過去10年間で最大だとして、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の任期内に世界トップ10のODA国に飛躍するという確固たる意志を込めたもの」と強調した。