【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが6日に発表した調査結果によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前週から2.5ポイント上昇した42.9%で、3週連続で40%台を維持した。不支持率は3.8ポイント下落の53.2%だった。

 リアルメーターの関係者は、経済・国民生活に関する政策を矢継ぎ早に発表する中で「(支持率が)40%台で定着したとみられる」と分析。8日の与党「国民の力」の党大会で新代表が選出されれば大統領室と与党の関係が正常化し、支持率がさらに上昇する可能性があるとの見方を示した。

 政党支持率は国民の力が2.1ポイント上昇の44.3%、革新系最大野党「共に民主党」が3.2ポイント下落の40.7%で、誤差の範囲ながら両党の順位が入れ替わった。リアルメーターは国民の力の代表選が終盤に入って関心を集めたことが支持率上昇につながった一方、共に民主党は李在明(イ・ジェミョン)代表の市長時代の不正疑惑を巡る逮捕同意案が国会採決で否決されたものの、多くの造反者が出たため党内が内紛状態に陥ったことで支持率が低下したと説明した。

 革新系野党「正義党」は2.8%、無党派層は10.0%だった。

 調査は先月27日から今月3日まで、全国の18歳以上の2006人を対象に実施された。