【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は7日、ソウル・竜山の大統領室でサウジアラビアのハリド国防相と会談し、国防・防衛協力の強化などについて話し合った。大統領室の李度運(イ・ドウン)報道官が明らかにした。

 尹大統領は「韓国はサウジと非常に重要な経済・安保パートナーとして朝鮮半島と中東、そして国際平和のために協力を強化していきたい」と述べた。またサウジが推進する国防革新に支持を表明し、「両国が国防革新の経験とビジョンを共有すれば、より大きなシナジー効果が期待できる」と強調した。

 尹大統領が「韓国はサウジと防衛産業協力を積極的に推進する計画」と述べると、ハリド氏は「韓国とサウジの実質的かつ持続的なパートナーシップを維持する」と応じた。

 ハリド氏はムハンマド・ビン・サルマン皇太子が昨年訪韓してから両国関係が一層緊密になったと評価し、韓国との協力をさらに強化していくと明らかにした。