韓米合同軍事演習 初日に米の次世代偵察機出動
民間の航空追跡サイト「エアクラフト・スポット」によると、米陸軍のBD700 ARESが中部地方の東海岸とソウルを通過し、黄海上空の高度4万フィート(約12.2キロ)を飛行した。
最新型のARESは最大14時間にわたり12キロの上空で偵察飛行が可能で、シギント(無線・信号傍受による情報収集)能力が大幅に改善されたという。
ARESの朝鮮半島出動は北朝鮮監視措置の強化とみられる。
韓米は演習期間中、実際の戦争状況を想定しながら約20の野外機動訓練を実施する。北朝鮮はこれに反発し、前日、東部の咸鏡南道・新浦近くの海で潜水艦から戦略巡航ミサイル2発を発射した。