【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は14日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1万1401人増え、累計3065万330人になったと発表した。

 新規感染者数は、週末に検査件数が減少した影響が反映された前日(4198人)に比べて7203人多い。

 1週間前の7日(1万2281人)と比べると880人少ないが、2週間前の先月28日(1万810人)に比べると591人多い。冬の再流行が落ち着きを見せてから、1日当たりの新規感染者数は検査件数の少ない週末などを除くとおおむね1万人台前半。小幅な増減を繰り返しながら横ばいの状態が続いている。 

 このような中、中央災難(災害)安全対策本部は15日にマスク着用義務の緩和を発表する方針だ。バス、地下鉄など公共交通機関でのマスク着用義務を早ければ20日から解除することが有力視されている。政府が2020年10月にマスク着用を義務付けて以来、約2年半ぶりに公共交通機関でマスクを外すことができるようになる見通しだ。

 この日の新規感染者のうち、海外からの入国者は11人だった。

 重症者数は前日から10人増え、152人となっている。

 新たな死者は6人で前日より6人少ない。死者の累計は3万4121人。