尹大統領支持率34% 1か月ぶり上昇=韓日関係改善を反映か
尹大統領の支持率は2月第4週に37%を記録して以降、3月第1週は36%、第2週は34%、第3週は33%と下落を続けたが、1か月ぶりに上昇に転じた。
支持する理由としては「日本との関係改善」(18%)、「外交」(11%)、「労働組合への対応」(8%)、「主観・所信」「決断力・推進力・粘り強さ」(それぞれ5%)、「経済・国民生活」「一生懸命やっている・最善を尽くしている」「前政権の克服」(それぞれ4%)などが挙がった。
支持しない理由は「外交」(25%)、「対日関係・強制動員賠償問題」(23%)、「経済・国民生活・物価」(7%)、「独断的・一方的」「コミュニケーション不足」(それぞれ5%)、「労働政策・労働時間改編案」「経験・資質不足・無能」「全般的によくやっていない」(それぞれ3%)と続いた。
韓国ギャラップは、支持する理由と支持しない理由のいずれも対日・外交関係への言及が大幅に増えたとして、6日に政府が徴用賠償問題の解決策を発表したことと16〜17日に尹大統領が訪日し、韓日首脳会談を行ったことが影響したと分析した。
政党支持率は保守系与党「国民の力」が前週と同じ34%、革新系最大野党「共に民主党」は2ポイント上昇の35%だった。革新系野党「正義党」は5%、支持政党がない無党派は25%だった。
国民の力は、新執行部を選出した8日の党大会直前となる3月第1週の支持率が39%を記録し、共に民主党との差を10ポイントまで広げたが、3月第2週は38%、先週は34%と下落。今週は下落傾向に歯止めがかかった。
調査は21〜23日に全国の満18歳以上の1001人を対象に実施された。