【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが27日に発表した調査結果によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前週から0.8ポイント低下した36%となった。同社の調査で今月初めに40%台だった尹大統領の支持率は3週連続で下落した。不支持率は0.8ポイント上昇の61.2%となり、3週連続で上がった。

 リアルメーター関係者は徴用賠償問題の解決策や韓日関係、繁忙期に週最大69時間の労働を認めるとした労働時間制度の見直し案を巡る論争など悪材料が相次いでいるとして、「大統領が主な国政課題を巡って直接火消しに乗り出したため、(支持率下落に)歯止めがかかるかどうかは支持層から反響があるかにかかっている」と分析した。

 政党支持率は保守系与党「国民の力」が0.9ポイント上昇の37.9%、革新系最大野党「共に民主党」が1.0ポイント下落の45.4%だった。両党の開きは9.4ポイントから7.5ポイントに縮まった。革新系野党「正義党」は3.2%、無党派層は11.4%だった。

 調査は20日から24日まで、全国の18歳以上の2506人を対象に実施された。