韓国 けさのニュース(5月3日)
看護師などの勤務環境・待遇の改善に関する国の責務などを規定する内容を盛り込んだ「看護法」制定案の国会本会議可決に反発する医師や看護助務士(看護助手)らが3日、部分ストを実施する。大韓医師協会など13の保健医療団体が参加する保健福祉医療連帯は年次休暇の取得や短縮診療を行い、全国各地で糾弾大会を開催する。これによる全国的な集団休診はない見通しだが、一部の医院では午後に診療が受けられなくなると予想される。
◇北朝鮮の若者らが韓米首脳宣言に反発 「火あぶり」パフォーマンスも
北朝鮮で2日、拡大抑止の強化を盛り込んだ韓米首脳の「ワシントン宣言」を非難する若者、学生による集会が開かれた。韓米の首脳に見立てたかかしを火あぶりにするパフォーマンスも行って敵意をむき出しにした。北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、「反共和国(北朝鮮)核戦争の企図を露骨に示した希代のならず者国家、悪の帝国米国と、同族対決にのめり込むかいらい逆賊を断固として懲罰するための青年学生の復讐(ふくしゅう)決起会が行われた」と伝えた。
◇23年成長率1.5%に見通し引き下げ 韓銀も下方修正へ
民間シンクタンクのウリィ金融経営研究所は、韓国の今年の経済成長率見通しを1.7%から1.5%へと0.2ポイント引き下げると発表した。国際通貨基金(IMF)、アジア開発銀行(ADB)などの国際機関や韓国シンクタンクが既に1.5%とする見通しを示したのに続き、韓国銀行(中央銀行)も1.6%と発表していた見通しの下方修正を予告している。
◇新規コロナ感染者2万197人 前週比約3800人増
中央防疫対策本部は、3日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から2万197人増えたと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日に比べ約3800人多い。