【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが15日に発表した調査結果によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前週から2.2ポイント上昇した36.8%となった。不支持率は1.7ポイント下落した60.8%だった。

 支持率は尹大統領が国賓として訪米し、韓米首脳会談を行った4月末から3週連続で上がった。

 リアルメーターは、独立運動記念日「三・一節」以降、支持率を押し下げてきた外交・安全保障問題が尹大統領の訪米と岸田文雄首相の韓国訪問を機に好転したほか、与党「国民の力」が相次ぐ失言で批判を浴びた最高委員の懲戒処分を決め、党内の混乱を収束させたことが上昇につながったと分析した。

 政党支持率は国民の力が1.4ポイント上昇の36.3%、革新系最大野党「共に民主党」は1.5ポイント上昇の47.0%だった。革新系野党「正義党」は3.2%、無党派層は12.1%となった。

 調査は8〜12日、全国の18歳以上の2503人を対象に実施された。