【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが22日に発表した調査結果によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は39.0%で、前週から2.2ポイント上昇した。国賓として訪米し韓米首脳会談を行った4月末から4週連続で上昇した。不支持率も4週連続で下がり、前週から2.9ポイント下落の57.9%となった。60%を下回るのは3月第2週(58.9%)以来、約2か月ぶり。

 同社の調査で支持率が4週連続で上昇したのは尹政権発足後初めて。同社関係者は、一時は支持率を押し下げていた外交・安全保障分野の問題が逆に国政運営に対する肯定的評価の主な要因となったほか、5・18民主化運動(光州事件)の式典出席や最大野党「共に民主党」の失策が続いた結果だと説明した。

 政党支持率は与党「国民の力」が2.2ポイント上昇の38.5%、共に民主党は4.6ポイント下落の42.4%だった。革新系野党「正義党」は3.2%、無党派層は14.0%。

 調査は15〜19日、全国の18歳以上の2504人を対象に実施された。