【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏は29日、韓国と太平洋島しょ国の首脳会議のため来韓した各国・地域首脳の配偶者をソウルの国立中央博物館と津寛寺に招いて親交を深めた。

 金氏はまず、国立中央博物館で「新羅金冠」「半跏思惟像」などの文化財を紹介し、無形文化財伝承者による伝統音楽・舞踊、伝統歌唱パンソリの公演を一緒に鑑賞した。続いて津寛寺に移動し、精進料理とお茶で配偶者らをもてなした。

 金氏は2030年国際博覧会(万博)の南東部・釜山への誘致に向けた韓国政府と民間の努力も説明した。

 初開催となる韓国と太平洋島しょ国の首脳会議は韓国で同日から2日間開かれ、尹大統領は太平洋諸島フォーラム(PIF)加盟の18カ国・地域の首脳を招待した。このうち約10カ国・地域の首脳・高官とPIF事務局長が出席する。

 金氏の催しにはクック諸島、パラオ、マーシャル諸島、ソロモン諸島、トンガ、バヌアツ、仏領ポリネシアの各首脳の配偶者とPIF事務局長の配偶者が参加した。