【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が軍事偵察衛星の6月の打ち上げを予告しているなか、韓国軍が30日、白?島や延坪島など北朝鮮に近い黄海の西北島しょで防衛訓練を開始した。

 訓練は西北島しょ防衛司令部の主管で6月1日まで実施され、陸海空軍と海兵隊の戦力が参加する。

 同司令部による合同島しょ防衛訓練はかつて、通常年2回実施されていたが、2017年以降は開かれておらず、今回は6年ぶりの実施となる。変化している北朝鮮の脅威を踏まえ、さまざまな状況を想定した訓練を行うと軍は説明している。

 韓米は訓練期間中の北朝鮮の挑発に備え、偵察機のRC800とRF16、U2S、RC12Xなどを用いて北朝鮮軍の動向を監視するとされる。日本の米軍横田基地に一時展開されている無人偵察機RQ4(グローバルホーク)も監視に加わるという。