【ソウル聯合ニュース】韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官は30日、同部庁舎で開いた国際人道グループ「エルダーズ」の関係者らとの昼食会で、北朝鮮が6月に「軍事偵察衛星」を打ち上げると表明したことについて、国連安全保障理事会決議に反するとして、「国際社会は挑発と核・ミサイル開発の継続を通じて北が得るものはないという団結した強力なメッセージを平壌に伝えなければならない」と強調した。

 また、「こうした挑戦にもかかわらず、われわれは尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が昨年提案した『大胆な構想』に基づく外交努力を続ける」と表明。北朝鮮に対し、挑発を中止し非核化交渉のテーブルに戻るよう求めた。

 エルダーズは世界の平和や人権尊重を促すため、南アフリカ共和国の元大統領、ネルソン・マンデラ氏が創設した。