【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は2日、ソウルの大統領室で東ティモールのラモス・ホルタ大統領と会談した。ホルタ氏は南部・済州島で開かれた国際フォーラムに出席するため来韓した。

 韓国大統領室によると、両首脳は、東ティモール独立を支援するため韓国が1999年に国連平和維持軍へ部隊を派遣してから始まった両国の特別な関係が発展し続けてきたことを評価。今後も、開発や労働、教育などの分野で実質を伴った協力をすることで一致した。

 尹大統領は昨年の東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で東ティモールの新規加盟が内定し、ASEAN関連会合にオブザーバー参加できるようになったことを祝った。

 ホルタ氏は2030年国際博覧会(万博)の韓国・釜山誘致や韓国の国連安全保障理事会非常任理事国入り、韓国人の国際海洋裁判所裁判官選出などを積極的に支持すると表明したという。また北朝鮮に対する国際社会の断固かつ一致した対応のための連携に積極的に加わる意向を示した。