韓米日 済州の公海上でミサイル防衛訓練=情報共有体制など点検
韓国海軍は同日、「韓米海軍と日本の海上自衛隊は、24日に北が主張するところの宇宙発射体を打ち上げるなど高度化する北の核・ミサイルの脅威に対応するため、済州島南方の公海上で海上ミサイル防衛訓練を実施した」と発表した。
韓米日は先月も朝鮮半島東・東海の公海上で海上ミサイル防衛訓練を実施し、今年2月と4月、昨年10月にもミサイル防衛訓練を行った。
今回の訓練には韓国海軍のイージス駆逐艦「栗谷李珥」、米海軍のイージス駆逐艦「ベンフォールド」、日本の海上自衛隊の護衛艦「はぐろ」が参加した。
訓練は北朝鮮の弾道ミサイルによる挑発状況を想定し、仮想の標的に対する探知・追跡・情報共有など、韓米日3カ国の艦艇による対応手順の熟達に重点を置いて実施された。
また、韓米日首脳会談で合意したミサイル警報情報のリアルタイム共有システムの年内稼働に向けた点検も並行して行われた。
訓練に参加した栗谷李珥の艦長、キム・ギヨン大領(大佐)は「北のミサイルの脅威に対する対応体制と能力を向上させる機会になった」として「今後も韓国軍の強力な対応体制と3カ国協力に基づき、韓国の安全保障をより強固にしたい」と述べた。