尹大統領の支持率33% 最大野党は尹政権発足後最低の27%=韓国
支持する理由は「外交」(19%)が最も多く、「前政権の克服」「国防・安全保障」「全般的によくやっている」(いずれも5%)、「主観・所信」「決断力・推進力・粘り強さ」「公正・正義・原則」(いずれも4%)、「変化・刷新」「不正撲滅」(いずれも3%)などが挙がった。
支持しない理由は「福島汚染水放出問題」(21%)が最多で、「外交」(11%)、「経済・国民生活・物価」(8%)、「独断的・一方的」「意思疎通不足」(いずれも7%)、「全般的によくやっていない」(6%)、「日本との関係」(4%)、「統合・協治(協力政治)不足」(3%)と続いた。
支持しない理由で「福島汚染水放出問題」は前回調査の11%から10ポイント上昇した。日本政府が先月24日に東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を開始した影響とみられる。
政党支持率は保守系与党「国民の力」が前回調査と同じ34%だった。革新系最大野党「共に民主党」は5ポイント下落の27%で、昨年5月に尹政権が発足して以来最低となった。革新系野党「正義党」は5%、支持政党がない無党派は32%だった。
一方、汚染水の海洋放出による海洋・水産物の汚染について、回答者の75%が「心配になる」と回答した。6月27〜29日の調査で「心配になる」との答えは78%だった。汚染水放出の危険性に関しては35%が「誇張されている」と回答し、54%は「誇張されていない」と答えた。回答者の60%は「水産物を食べることに抵抗がある」と答え、37%は「抵抗はない」と回答した。