【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は秋夕(中秋節、今年は9月29日)連休に合わせ、日本の広島で被爆した在日韓国人らを韓国に招待した。大統領室関係者が2日、聯合ニュースに明らかにした。

 同関係者は「原爆被害者の方々に韓国の名節(伝統祭日)を感じてもらい、発展した故国の姿を見てもらうため、政府が公式に招待するもの」と述べた。

 尹大統領は今年5月、広島で開催された先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせ在日韓国人らの被爆者と面会し、韓国へ招待する考えを表明していた。

 被爆者の韓国訪問は6月に発足した在外同胞庁の主導で行われる。