韓国 きょうのニュース(9月14日)
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は国連総会に出席するため、18〜22日の日程で米ニューヨークを訪問する。国家安保室の金泰孝(キム・テヒョ)第1次長が14日、発表した。尹大統領は18日午前(現地時間、以下も)にニューヨークに到着した後、海外首脳らと個別会談を行う。20日に国連総会で一般討論演説を行い、世界の格差解消に向けた韓国の取り組みなどを表明する。大統領室高官は尹大統領の演説内容に関し、「北とロシアの軍事交流に関し適切なメッセージを発すると思う」として、「米国や日本を含む主な友好国とわれわれにできる個別措置や共にできる措置などについても議論している」と明らかにした。
◇韓日議連が訪日 鄭会長「両国関係の勢い生かす」
超党派の国会議員でつくる「韓日議員連盟」所属の37人が14日午後、日韓議員連盟との合同総会に出席するため日本に向けて出発した。韓日議連の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)会長は金浦国際空港で出発前、記者団に対し、「尹錫悦大統領と岸田文雄首相の勇断により両国関係に大きな進展があった。こうしたモメンタム(勢い)を議員外交を通じて生かしていきたい」と強調した。また、15日に開かれる合同総会について、「昨年が両議連の創立50周年だったため、新たな50年に向けた第一歩を踏み出す重要な意味を持つ総会になると思う」と述べた。
◇鉄道スト初日 列車運休に乗客ため息
全国鉄道労働組合(鉄道労組)が4日間の全面ストライキに突入した14日、大きな混乱はなかったものの、列車の運行本数減少で乗客は不便を被り、物流は滞った。鉄道労組は公共鉄道の拡大や4組2交代勤務制の全面実施などを求めており、各地で集会を続ける。
◇国防部 ロ朝の合同軍事訓練可能性を「鋭意注視」
国防部のチョン・ハギュ報道官は14日の定例会見で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)とロシアのプーチン大統領が13日に行った首脳会談で軍事協力を示唆したことを巡り、ロ朝が朝鮮半島東側の東海上で合同訓練を行う可能性について、「その可能性を念頭に置き、鋭意注視していく」と述べた。