24年の世界経済成長率 2.7%に下方修正=OECD予測
OECDは「今年と来年の世界経済成長率は、インフレ抑制のためのマクロ経済政策の引き締めにより低い水準を維持するものと予想される」と説明した。
主要20カ国・地域(G20)の経済成長率見通しは今年が3.1%、来年が2.7%で、世界経済成長率と同様の傾向を示すと予想される。なかでも、世界経済の両軸である米国と中国の経済成長ペースは今年よりも来年に鈍化するとみられる。
韓国と日本の経済成長率見通しは、今年と来年で対照的な様相を示している。
OECDは韓国の今年の経済成長率を1.5%、来年は2.1%とし、6月の予想を据え置いた。
日本の今年の成長率は1.8%と予測し、0.5ポイント上昇修正したが、来年は1.0%と予測した。