【ソウル聯合ニュース】韓国の張虎鎮(チャン・ホジン)外交部第1次官は21日の国会外交統一委員会で、韓中日3カ国の首脳会談について、「3カ国が(会談の開催に)共感している。今後日程を調整していく問題がより重要な状況」として、年内か来年初めの開催が可能との見通しを示した。

 3カ国首脳会談は新型コロナウイルスの流行や韓日関係の悪化などにより、2019年を最後に開かれていない。韓国は議長国として会談の早期再開に期待を示しており、3カ国は今月26日、ソウルで高級事務レベル協議を開く予定だ。

 張氏は3カ国首脳会談が順調に進めば、中国の習近平国家主席の韓国訪問の可能性も高くなるとの認識を表明した。昨年11月、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領はインドネシアで主要20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて開かれた韓中首脳会談で習主席の訪韓を要請。習主席は「新型コロナウイルスの状況が安定すれば」応じるとして、尹大統領の訪中も要請していた。