韓国最大野党執行部が総辞職 代表の逮捕同意案可決で
李氏の逮捕同意案の採決には在籍議員(298人)のうち295人が参加し、賛成149人、反対136人、棄権6人、無効4人で可決された。共に民主党は国会で過半数の168議席を持つが、29人以上の造反者が出たとみられる。
共に民主党の院内報道官は記者団に「院内代表は議員たちに対し(李氏の逮捕同意案の)否決を呼びかけていた」として、「(議員たちを)説得する役割をしたため、責任があると判断し、辞意を決めた」と述べた。
共に民主党は近く、後任の院内代表を選出する手続きを進めるとみられる。
共に民主党の首席報道官は「責任を痛感し、国民と党員に謝罪する」とした党最高委員会の立場を伝えた。ただ、「民主党は(李氏に対する)検察の逮捕状請求を不当な政治弾圧とみなした」とし、「そのため、逮捕同意案への可決投票は容認できない明白な害党行為」と強調した。
一方、議員総会では李氏の逮捕同意案可決の責任を巡り、「親李在明派」と「非李在明派」が怒号を浴びせながら衝突した。親李在明派は院内執行部の辞任を、非李在明派は党執行部の辞任を主張し舌戦を繰り広げたという。