ソウル市が医療ツーリズムに本腰 日本語など専門通訳者88人選定
コーディネーターは委嘱に先立ち3カ月間の教育を受けており、2024年から3年間活動する。通訳は英語と日本語、中国語をはじめ、モンゴル語やアラビア語、ベトナム語など多言語に対応。ソウル市の医療ツーリズム関連の国際イベントに参加して通訳をしたり、マーケティングなどをサポートしたりもする。
ソウル市のキム・ヨンファン観光体育局長は、新型コロナウイルスのエンデミック(一定期間で繰り返される流行)移行に伴い世界の医療ツーリズム市場が回復基調に入ったとの見方を示しながら「韓国の優れた医療インフラと今回教育を受けて選抜された良質な現場のマンパワーがシナジー(相乗効果)を生み、ソウルの医療ツーリズムが世界市場でシェアを拡大していくことを期待する」と述べた。