【ソウル聯合ニュース】韓国と中央アジア5カ国の外相が出席し、具体的な協力促進策を議論する「第16回韓国・中央アジア協力フォーラム」が1日、トルクメニスタンの首都アシガバートで開かれた。

 フォーラムには、韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官とトルクメニスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの外相が出席した。

 また、韓国と中央アジア5カ国の産学官民の関係者約200人が出席し、情報通信技術(ICT)、保健・医薬、環境、交通・物流、教育・科学、観光の6分野で協力促進策を議論した。

 朴氏は基調演説で、例のない「グローバル複合危機」時代を迎えるなか、国家間の格差を和らげるためには韓国と中央アジアがより強力な連帯を構築しなければならないと強調した。

 また、2030年国際博覧会(万博)の釜山誘致が韓国と中央アジアの関係発展にとっても重要なモメンタム(勢い)になるとして、各国の支持を求めた。

 韓国政府は中央アジア諸国との包括的協力関係構築のため、2007年に定例の多国間協議体として韓国・中央アジア協力フォーラムを創設した。

 朴氏は今回のフォーラム出席のため韓国外相として初めてトルクメニスタンを公式訪問した。

 旧ソ連圏でロシアの影響下にあるとされる中央アジア諸国は、米中対立の構図の中で国際的注目度が高まっている。

 特に、ロシアのウクライナ侵攻以降はロシアの影響力が弱まり、中国の勢力が拡大している。中国の習近平国家主席は5月、シルクロードの起点である陝西省西安で中央アジアの首脳らと「中国・中央アジアサミット」を開き、協力をアピールした。

 バイデン米大統領も、9月の国連総会期間に中央アジア5カ国との首脳会談「C5+1」を初開催し、鉱物資源に関する協力などを提案した。