【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は8日、韓国の憲法裁判所が北朝鮮へのビラ散布を禁じる法律は違憲と判断したことに反発し、「敵対的な心理戦が接境(境界)地域で行われる場合、欧州と中東で起きた事態のような軍事的衝突が朝鮮半島で起こらないという保証はない」と威嚇した。

 同通信は「ビラ散布の拠点はもちろん、傀儡(かいらい)の牙城まで懲罰しなければならないというのが激怒したわれわれ革命武力の立場」として、「ビラなどの心理謀略戦は大韓民国の終末の起爆剤になる」と警告。「ビラ散布は相手を無力化させる目的で行う高度の心理戦であり、戦争開始前に行われる事実上の先制攻撃」と主張した。

 韓国憲法裁は9月26日、北朝鮮に向けて金正恩(キム・ジョンウン)体制などを批判するビラを散布する行為を禁じる法律は違憲との判断を下した。北朝鮮メディアが同判断について言及するのは初めて。北朝鮮はビラ散布に強く反発しており、韓国に対し、再び警告のメッセージを送ったものとみられる。