【ソウル聯合ニュース】韓国の申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官と米国のオースティン国防長官は13日にソウルの国防部庁舎で定例安保協議(SCM)を開催する。韓国国防部が8日伝えた。SCMでは韓米の協議体「核協議グループ(NCG)」運用の具体化など、拡大抑止の強化に向けた方策を話し合う。

 申氏は先月国防部長官に就任し、オースティン氏との対面は今回のSCMが初めてとなる。

 SCMに関し、申氏は先週記者団に「拡大抑止の3軸をより具体化することに意味を置き、準備している」と話していた。同氏は、米国の拡大抑止は大陸間弾道ミサイル(ICBM)、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、戦略爆撃機の「核の3本柱」を用いて報復する「核の傘」を指すが、オバマ米政権期の2010年に核戦力・通常戦力、ミサイル防衛・国防の研究開発、防衛産業協力を網羅する概念に拡充されたと説明した。

 申氏としては、韓米首脳の「ワシントン宣言」、韓米日首脳の「キャンプデービッド宣言」を通じて韓米の拡大抑止が北大西洋条約機構(NATO)レベルに発展しただけに、今回のSCMではその具体化に重点を置きたい考えだ。

 韓米はまた、有事作戦統制権の移管に関する確認も行うとみられる。双方は米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権を、条件に基づき韓国軍へ移管することで合意している。

 SCMに合わせ、韓米日の国防相会談が開催される可能性もある。3カ国の国防相は前回、6月のアジア安全保障会議(シャングリラ会合)を機に会談した。今回開催されれば5カ月ぶりで、申氏は9月に就任した日本の木原稔防衛相と初顔合わせとなる。