【ソウル聯合ニュース】韓国政府は10日、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の3回目となる海洋放出について、状況を点検するため現地に派遣された韓国側の専門家が安全性に問題がないことを確認したと発表した。

 国務調整室の朴購然(パク・グヨン)国務第1次長はこの日の記者会見で、国際原子力機関(IAEA)の現地事務所の視察やIAEA本部とのテレビ会議などを行った結果、1回目の放出後の施設点検で希釈設備のうち上流水槽に防水塗装が浮き上がるような現象が確認されたことについて安全性に問題がないことを改めて確認したとして、東京電力が引き続き点検を行っていると説明した。

 政府によると、IAEAは汚染水を浄化する多核種除去設備(ALPS)の配管洗浄中に発生した作業員の被ばく事故に関して「ALPSの性能とは関連がなく、今後東京電力が再発防止のため作業手順を強化することを確認した」と明らかにした。

 IAEAはまた、3回目の放出が正常に始まり、近隣海域のトリチウム濃度の推移などモニタリング結果を注意深く確認する予定だと言及した。

 韓国側の専門家らは福島第1原発を訪れて主要施設を視察し、3回目の放出と今後の放出の準備状況などを確認した。