【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部は24日、韓中日3カ国の外相会談が26日に南部・釜山で開催されると発表した。会談の開催は約4年ぶりとなる。

 会談には韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官と中国の王毅共産党政治局員兼外相、日本の上川陽子外相が出席する。

 会談は年内か来年初めの3カ国首脳会談の開催に向けた最終の準備段階となる。議長国の韓国が目指している年内開催は困難との見方も出ている。3カ国首脳会談は2019年12月を最後に開かれていない。

 今回の会談では3カ国首脳会談が再開される場合に目指す具体的な成果についても議論する見通しだ。3カ国対話では通常、敏感な外交・安全保障問題よりは実質的かつ未来志向の協力分野が中心となるが、北朝鮮問題など域内情勢も議題になる可能性がある。

 3カ国外相は26日に昼食会を開き、午後に会談を行う。当初は共同記者会見を調整したが、一部外相の韓国滞在が短縮され、開かない方針が決まったようだ。王氏と上川氏の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領との面会も日程上厳しいという。

 26日午前には韓中、韓日外相会談が開催されるようだ。米サンフランシスコで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせた韓中首脳会談の開催は実現しなかったが、韓中外相会談が開かれれば今後の両国関係の方向性を議論する重要な機会になるとみられる。特に、北朝鮮の軍事偵察衛星打ち上げやロシアと北朝鮮の協力について中国がどのような立場を示すか注目される。

 韓日外相会談では両国関係改善の流れを受け、追加的な協力策について話し合うとみられる。ただ、旧日本軍の慰安婦被害者と遺族らが日本政府を相手取り、損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で韓国高裁が原告勝訴の判決を言い渡したことが取り上げられる可能性も排除できない。

 王氏と上川氏は25日に韓国入りするとみられる。王氏の韓国訪問は約2年ぶりで、上川氏は9月の就任後初めての訪問となる。