【ソウル聯合ニュース】韓国の李東官(イ・ドングァン)放送通信委員長は1日、辞意を表明した。前日に尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に辞意を伝えたようだ。最大野党「共に民主党」は1日の国会本会議で、李氏の弾劾訴追案の採決を強行する方針だった。同党は国会で過半数を占めており、採決が行われれば可決される見通しだった。

 放送通信委員会は大統領直属の機関で、李氏は8月に任命された。共に民主党はフェイクニュース根絶を理由に放送局に報道経緯の資料を要求し、憲法上の言論の自由を侵害したなどとして、11月9日に李氏の弾劾案を提出した。本会議での採決が困難となり撤回したが、再び弾劾案を提出していた。

 李氏は、弾劾案が可決されれば憲法裁判所の判断が出るまでの数カ月間職務停止状態となり、同委員会の業務が事実上不可能になることを懸念して辞任を決めたようだ。