【ソウル聯合ニュース】韓国の疾病管理庁が28日に発表した統計によると、20〜26日の新型コロナウイルス新規感染者数は1日平均約3万7000人で、前週(約4万1000人)比9.4%減少した。

 1人の感染者が何人に感染させるかを示す「実効再生産数」も前週に続き1を下回った。実効再生産数が1を超えると流行が拡大していることを示す。

 疾病管理庁の関係者は「このような流れなら新規感染者数は(少なくとも)9月初めから中旬まで減少傾向が続くと予想される」と説明した。

 政府は今月31日、新型コロナウイルス感染症の分類を現行の上から2番目の第2級からインフルエンザなどと同レベルの第4級に引き下げ、毎日の感染者数集計を中止する。検査や入院治療に対する費用支援は大幅に縮小されるが、病院など医療機関でのマスク着用義務はこれまで通り維持される。