【ソウル聯合ニュース】韓国の防衛事業庁は25日、北朝鮮を偵察する中高度偵察用無人航空機(MUAV)の量産が始まったと発表した。2027年から空軍に引き渡される。

 同機は10〜12キロの上空で地上の目標物を偵察する。搭載されるレーダーの探知距離は約100キロに達する。敵の標的の映像情報をリアルタイムで確認し、迅速な作戦指示が可能になる。

 同機は国防科学研究所が08年から研究開発を進め、22年に「戦闘用適合」判定を受けた。昨年8月に防衛事業推進委員会で28年まで9800億ウォン(約1080億円)を投じて量産する計画が決まり、先月に量産契約が締結された。

 防衛事業庁は「MUAVを改造すれば海洋警察や消防当局などさまざまな分野で活用できる」として、「成長している無人機の輸出市場に進出し、防衛産業の輸出(増加)に寄与することも期待される」と説明した。