【ソウル聯合ニュース】韓国陸軍と日本の陸上自衛隊が初級幹部の人的交流を拡大する方針であることが10日までに分かった。韓国陸軍によると、双方は昨年12月21日、東京の陸上幕僚監部で行った会議で人的交流の拡大について議論した。

 双方は2003年から新型コロナウイルスの流行が深刻だった時期を除いて定期的に会議を開いてきた。今回が15回目で、韓国からチェ・ソンジン陸軍本部政策室長が、陸上自衛隊からトップの森下泰臣・陸上幕僚長が出席した。

 双方は韓国士官学校の生徒が日本の自衛隊施設を訪問し、陸上自衛隊の幹部候補生が韓国と北朝鮮の軍事境界線を挟む非武装地帯(DMZ)を訪れるなどして交流を続けてきた。今回は幹部候補生だけでなく、若い下士官と陸曹の交流を重点的に話し合ったという。具体的なプログラムは今後の実務会議で決める。人的交流の拡大は、昨年だけで7回の首脳会談を行うなど両国関係が改善していることを踏まえた措置とみられる。

 ただ、会議で韓国陸軍と陸上自衛隊による合同訓練は検討しなかったという。韓国国防部のチョン・ハギュ報道官は1月18日の定例記者会見で、韓米日3カ国が地上での合同訓練を推進しているとの報道について、「地上での訓練は計画していない」と明らかにした。