【世宗聯合ニュース】韓国政府系シンクタンクの韓国開発研究院(KDI)は14日に発表した経済見通しで、韓国の2024年の実質国内総生産(GDP)成長率を2.2%と予想した。昨年11月時点の見通しを維持した。

 24年上半期(1〜6月)の成長率は2.3%、下半期(7〜12月)は2.0%と予測した。

 KDIの年間成長率見通しは韓国政府、経済協力開発機構(OECD)と同じ。韓国銀行(中央銀行)の予想(2.1%)より高く、国際通貨基金(IMF)の予想(2.3%)より低い。

 部門別では、輸出が半導体を中心に堅調な回復が予想されるが、内需の伸びが鈍いとの見通しを示した。

 総輸出増加率見通しは3.8%から4.7%に、経常収支黒字の見通しは136億ドル(約2兆円)から562億ドルにそれぞれ上方修正した。

 一方、内需減速はさらに進むとの判断を示した。

 民間消費は1.8%増から1.7%増に下方修正した。商品消費とサービス消費がいずれも振るわず、特に金利の影響を大きく受ける商品消費がさらに冷え込むと見通した。

 設備投資増加率は0.1ポイント引き下げ、2.3%増と見込んだ。建設投資は1.0%減から1.4%減に下方修正した。

 KDIの担当者は「当分は民間消費の不振の原因となっている高金利が維持されるとみられるため、今年は民間消費の改善は期待し難い」と説明した。

 消費者物価上昇率は0.1ポイント引き下げ、2.5%と予想した。物価上昇の勢いがやや速いペースで弱まるとし、上半期(2.9%)より下半期(2.3%)に下がり、年末には物価安定目標(2.0%)に近づくとの見方を示した。