【ソウル聯合ニュース】ロシアのプーチン大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)にロシア製高級乗用車を贈ったことを巡り、韓国政府が対北朝鮮制裁違反と指摘したことについて、ロシア外務省のザハロワ報道官は「韓国政府が(ロシアの)北朝鮮に対する国連制裁順守に疑問を持っているならマイクの前ではなく国連安全保障理事会の制裁委員会に駆けつけるべきだ」と主張した。在韓ロシア大使館が21日、明らかにした。

 また、「米国が他国との合法的な貿易関係を妨害するため、韓国にどのような圧力をかけているかを調べることは興味深い」と主張。「西側の制裁戦争により世界中の人々が食料や医薬品、ワクチンの供給を受けられない状況で、違法な制裁が世界の人々にもたらす被害について国際法的な純粋性を擁護する人たちに問うことが正しいと思う」と述べた。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、プーチン大統領が金正恩氏にロシア製乗用車を贈ったと明らかにし、ロシアの大統領府は同車が高級乗用車「アウルス」だと公表した。

 韓国外交部の任洙ソク(イム・スソク)報道官は同日の定例会見で、国連安保理の対北朝鮮制裁決議で高級乗用車を含む全ての輸送手段の直接・間接的な供給・販売・移転が禁止されていると指摘し、「全ての国連加盟国は安保理の対北制裁決議を徹底的に順守する義務がある」と強調。「北とロシアの交流・協力は安保理決議を順守する中で朝鮮半島の平和と安定に貢献する方向で行われなければならない」と促した。