【世宗聯合ニュース】韓国の証券市場に外国人投資家が投資する際、一時的に韓国通貨ウォンが不足していても取引事実の立証のみでウォンを借り入れることが、早ければ3月から可能になる。

 韓国の金融当局が21日、昨年2月に発表した外国為替市場の制度改善の後続措置として、外国人投資家の国内市場へのアクセス向上のため、こうした方針を発表した。

 外国人投資家によるウォンの借り入れは、為替差益を狙って悪用されると韓国経済にとってリスクになるため厳しく規制されてきた。

 まず、証券決済を目的とした一時的なウォン借り入れが可能になる。これまでは主に取引がある国内管理銀行とのみ為替取引が行われてきたが、銀行ごとに手数料が様々で、外国人投資家にとって両替コストが負担になっていた。

 今後は外国人投資家が主要取引銀行以外の金融機関との間で証券決済のために両替する際に、一時的にウォンが不足した場合も実際に為替取引契約があるという事実のみ国内管理銀行に立証すれば証券取引の決済代金を借り入れできるようになる。

 そのほか、外国人投資家がオムニバス口座で国内株に投資する際、別途の管理銀行の選任や投資家またはファンドごとの本人名義の現金口座開設をしなくても両替できるように制度を整備する方針だ。