【メキシコシティ、ワシントン聯合ニュース】韓国と米国、日本の3カ国外相が22日(日本時間23日)、ブラジル・リオデジャネイロで主要20カ国・地域(G20)外相会合に合わせ会談し、対北朝鮮で連携を強化することを確認した。

 韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官、米国のブリンケン国務長官、日本の上川陽子外相が出席した。3カ国外相会談が開かれるのは昨年11月にアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせて米サンフランシスコで開催して以来となる。

 韓国外交部によると、3氏は3カ国協力の制度化が着実に履行されていることを評価。北朝鮮の高度化している核・ミサイル脅威に効果的に対応するための3カ国の安全保障協力が大幅に強化されているとして、3カ国の連携を一層強化することで一致した。また、ロシアと北朝鮮の軍事協力は世界の平和と安定に深刻な脅威であると強調し、3カ国が国際社会と共に厳しく対応していく方針を確認した。

 趙氏は会談の冒頭で、1994年に3カ国首脳会談が初開催されてから今年で30年を迎えるとして、「今回の会談はわれわれが共に歩く道の象徴的な里程標になる」と評価した。ブリンケン氏は「北朝鮮の挑発的な行動やロシアとの軍事協力など地域的な挑戦が増加し、中国の攻勢的な行動が増えているなか、最も近い同盟国であるわれわれの協力がかつてなく重要だ」と強調。上川氏は3カ国の戦略的な連携がいつにも増して重要だとし、北朝鮮への対応などで一層緊密に協力したいと述べた。

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長が日本との関係改善に言及したなか、会談では日本の日朝関係の構想や推進状況について共有したとみられる。