【ソウル聯合ニュース】大学医学部の定員を増やす韓国政府の方針に反発した研修医らが一斉に職場を離脱したことで、激務に追われている医学部教授らは、辞表を提出すると表明した25日以降、外来診療、手術、入院患者の診療などの勤務時間を法定労働時間の上限の週52時間に減らす方針だ。また来月1日からは外来診療を最小限に減らし、重症患者や救急患者の治療に集中する。全国医科大学教授協議会が21日、発表した。

 全国医科大学教授協議会には40ある医大や大学医学部のうち、39大学が加盟している。

 政府が20日、2025学年度から増員する医学部の入学定員について、大学別の配分結果を発表したことに対する反発とみられる。同協議会のこのような決定により、医療現場の混乱はさらに悪化する見通しだ。

 協議会は、医学部教授らが政府の方針に反発し、25日に一斉に辞表を提出すると発表したことに対しても支持を表明した。

 また政府が増員する定員の配分を発表したことを強く非難。「配分を発表したからといってすべてが終わったわけではない」などとしたうえで、協議会や研修医側が増員の撤回を要求しなくても、行政訴訟などにより増員できなくなる可能性もあると指摘した。