【世宗聯合ニュース】韓国政府系シンクタンクの韓国開発研究院(KDI)は7日発表した「4月の経済動向」で、韓国経済について「内需回復が停滞しているが、輸出がIT産業を中心に急増し、景気不振は緩和される様相」との判断を示した。

 輸出に対する評価の表現は、先月の「半導体好調により回復の流れ継続」から今月は「世界半導体市場の持ち直しにより大きく増加」に変わった。3月の輸出は前年同月比3.1%増加し、良好な流れを維持した。

 生産も製造業を中心に増加の流れが続いた。2月の全産業生産は、サービス業生産は鈍化したが鉱工業生産が半導体を中心に前年同月比4.8%増加した。

 半導体景気の改善は設備投資にも影響を与えた。半導体投資と密接に関係する特殊産業用機械の投資指数は2月も前月(13.5%)に続き8.6%と高い増加率を示した。全体の設備投資指数は前年同月比0.3%減少した。

 KDIは「半導体景気の回復の流れで輸出と生産が急増し、これは株価など一部の金融指標にも肯定的に反映された」と説明した。

 消費は、商品消費の冷え込みが続く中、サービス消費も増加の勢いが弱く、不振が続いた。

 2月の小売販売は0.9%増加した。乗用車(17.8%減)と通信機器およびコンピューター(10.1%減)は大幅に減少したが、飲料・食料品(16.7%増)は大幅に増加した。

 サービス業生産は1.2%増加した。サービス消費と密接な宿泊・飲食店業(4.5%減)、芸術・スポーツ・余暇関連サービス業(1.1%減)、教育サービス業(1.3%減)などは減少した。

 3月の消費者物価指数の上昇率は前年同月比3.1%で、2カ月連続で3%を超えた。