ザ・ビートルズのメンバーで世界的ミュージシャンだった故ジョージ・ハリスン氏の未亡人オリビア・ハリスンが、ジョージを称える詩集『ケイム・ザ・ライトニング』を出版した。1978年に結婚し、2001年にジョージが58歳で他界するまで寄り添ったオリビアさん。ジョージの死後に彼に捧げた詩20篇が、未発表の2人の写真と共に1冊の本にまとめられた。

 「20年の月日が経ち、この海岸の砂浜にボトルに入った私のメッセージが届きました。私たちの人生と彼の死、そしてほとんどは愛と、私たちの旅路の終わりまでについての言葉です」とオリビアは声明を発表している。

 出版のジェネシス・パブリケーションズによると、同書は2人の結婚における親密さと感情の繋がりの探求、パートナーを失った事実とそこからの時間の経過についてが綴られているという。

 2011年公開のジョージのドキュメンタリー『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』を監督し同書の紹介文を担当したマーティン・スコセッシはこう語る。「オリビアは束の間のジェスチャー、瞬間を喚起させる。流れる時間や思い出から呼び起こされ、自ら選択した言葉とリズムを通して」「口述の歴史や回想録もできただろう、しかし代わりに彼女は詩的な自伝を作り上げた」

 6月21日に発売予定の詩集は伝記ノンフィクション作家のオリビアにとって初の試みとなる。

 ちなみにジョージの死から20年が経った昨年は、ザ・ビートルズのメンバー、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターが、「20年前にジョージを亡くした事が信じられない。僕の友人の不在は本当に寂しい。愛を込めてポール」「愛と平和をジョージに。いなくて寂しいね。リンゴ」とそれぞれ追悼の言葉を綴っていた。

(BANG Media International/よろず〜ニュース)